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２本マスト艤装のスループ艦であるHMSウルフは軍事活動支援専用の小型軍艦。スループはフリゲートとコルベットの中間に位置する。
"snow"と呼ばれるリギングと"snow mast"と呼ばれる特別なマストを持っており、ブームとともにメインマストガフセイルの安全性を確保していた。
チャタム造船所で建造され、七年戦争が始まる2年前の1754年5月に進水。
七年戦争でイギリス艦隊の華々しい戦績の一つに参戦する機会を得た（港湾都市ル・アーヴルへの攻撃とイングランド侵攻のために造られていた水陸両用船の破壊）。
1759年4月7日明け方、イギリス軍はジョージ・ロドニー提督が指揮する部隊所属の爆撃艦５隻でル・アーヴルへの攻撃を開始した。
この部隊は３隻の戦艦で構成されていた。２層艦フリゲート艦３隻とスループ艦２隻：HMS Carcus(14 guns)とHMS Wolf(10 guns)－当時の船長は、Hugh Bromedge。
武装（1759年）３ポンド砲10門 0.5ポンド スイベル(旋回砲)10門。
この砲撃で、少なくとも1,900発の迫撃砲弾（重量93,197ポンド）と1,150発の特殊火球が市街と造船所に落とされた。
そこで建造されていた侵攻艦隊は完全に破壊され、市街地や港湾でも火災が発生した。
この戦争の終わりに、HMSウルフはメンテナンスと修理に出された。次の戦争（アメリカ独立戦争）が始まると密航船からの護衛（さらに海軍新兵の強制徴用）のために派遣された。
そのためアイルランドの港やイングランド南西部を頻繁に訪れ、路上や地元の居酒屋でイギリス海軍で働けそうな男たちを雇った。
1781年、スループ艦 HMSウルフは、262ポンドで売却された。
この帆船模型は、SHIP YARD社のキット(ペーパークラフト)をベースにしています。
